無趣味
結婚記念日がどうしたなんて言いながら、結局なんもやってない。
タイ父を連れてきた嫁は、ろくろく面倒見ないで遊び歩いてるし。
今日は珍しく家にいたけど。プランターやるらしい。
こちらも無趣味じゃあなんなので、何年ぶりでクラシックを少し聞こうかと思って機材をつないでみる。PC用のアンプ内蔵ウーファ+サテライトスピーカー/デンオンのCDプレーヤー/フナイのDVDプレーヤー/ヤマハのプリアンプというわけのわからない構成にして様子を見る。フナイのDVDプレーヤーはホントは要らないんだけど、デンオンのトップモデル様はCD-Rとの相性が悪いため代打の役。
大音量はちょっと遠慮するので、デンオンのパワーアンプとパイオニアのスピーカーは相変わらずお休み中。タイへ持っていった安いデジタルアンプとボーズのシステムのほうが良かった。
いま注目を浴びている辻井伸行さんが、有名な難曲ハンマークラビアをやったのは聞いていたけど、それにプラスして、ラフマニノフの2番を選んでいたのは最近知った。なんか趣味が合うなあ。LPで確かアシュケナージ版が大好きだったんだが、CDではアバドとリカドという女性ピアニスト、シカゴフィルの乾いた音のする板しかない。アバドは朴訥忠実で好きだけど、ちょっと曲目と合わない気もする。
寒くて暗くて悲しくて湿っぽくて。涙がボロボロ。そういう曲だもの。
寒いの大嫌いと言いながら、なんでこういうのがお気に入りなんだろう。
これ、タイへ行ってもやってたわけよ。
日本からクラシックのCD持って行って、向こうでステレオ買って。
だけど、聴衆各位には全くウケなかったのは言うまでもありません。
ヘッドフォンはタイ嫁に何度壊されたことか。オーディオテクニカのトップモデルも餌食になって久しい。その後、PC用のヘッドセットも3台くらい壊されたかな。夜中、映画を見ていて使うのだが、なんで壊すのか理解不能。
今回は、100円屋さんのイヤフォンタイプを買ったらタイ父に取られた。もう1度、100円屋さんで900円なりのヘッドフォンタイプを買う。聞いて聞けないこともないレベルだけど、まあ良いか。これも取られるようなら、ちゃんとしたオーディオ用のやつを買っちゃうもんね。
クラシックは心の栄養だな。
死んだ親父が真空管の一体型を使っていて、カラヤンの第5を掛けていた。こりゃ、軽い演奏だねという人もいたが、これが自分の原点になっているのは間違いない。それよりずっと後の版になるけど、カラヤンの第5は自分に合うと思う。
だけど昨日は思った。ベートーベンの第5は確かにある意味で頂点だけど、『俗』な曲だな。純じゃないなって。もっとも『俗』であることが、最大の功績だったのかもしれない。一種の大衆芸能化。モーツアルトのオペラの中で魔笛を推すとしたら同じ意図かもしれない。
夜になったら、ベートーベンの最後のソナタ111番を聞いて泣くんだ。曲と一緒に天国へ登ったんじゃ洒落にならないけど。
いつものエントリとまるで違うでしょ。
フフフ。
ホントは孤独が好きなんだよね。
明日は海だってさ。

